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サブスク解禁されたデ・ラ・ソウルの曲を聴きながら過ごしているMARVEL o us です!
デ・ラ・ソウルの「The Magic Number」は「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」のエンディングで起用されていたので皆さんも是非聴いてみてください!!
今回は2023年11月10日公開予定の「ザ・マーベルズ」についてあれこれ書いていきます!
はじめに
「ザ・マーベルズ」はMCU劇場公開作品としては初の主人公キャラクターの初登場がドラマシリーズの作品となります。
なので
- MCUの映画しか見てない
- Disney+に加入していない
- ドラマシリーズはまだ見てない
上記のような方々でも「ザ・マーベルズ」を楽しめるようにネタバレ全開で解説をしていきます!
苦手な方はご注意ください!!
とはいえ過去作品見放題のDisney+は是非とも加入をお勧めします!!!
各キャラクターについての原作紹介も合わせて載せますので気になる方は是非どうぞ!
「ミズ・マーベル」
2022年6月8日にDisney+にて全6話で配信されたMCUドラマシリーズの7番目の作品です!
ポップで可愛いティーンらしい演出が印象的でありながら、主人公カマラ・カーンはムスリム系女性とこれまでにない設定で描かれた今作。
分離独立というハードな史実もストーリーに盛り込まれていて、主人公はヒーローオタクで空想好きというなんとも現実味の高い設定も魅力の一つです。
主人公カマラ・カーン/ミズ・マーベルは祖母から送られてきたバングルに惹かれ装着すると、それをトリガーに本人自身も知らなかったミュータントの性質が開花して、光の結晶のようなものを発生させたり、見に纏うことができるようになります。
原作では多くのキャラクターが存在する種族である「ミュータント」ですが、
X-MANなどで度々登場はしてきましたがMCUでは今作で初めてその存在が明らかにされました!
フェーズ4の前作「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でも別ユニバースのプロフェッサーXが登場するなど確実に今後展開されていく「ミュータント」の布石が広げられています!
以下の原作紹介でも触れますが、きっかけやミュータントについては原作での設定とドラマの設定とでは異なる解釈になっています。
「キャプテン・マーベル」
上記のカマラ・カーンも大ファンなアベンジャーズの中でも1、2位の強さを持つキャロル・ダンヴァースが主人公となっています。
作中は90年代が舞台となっており、若かりし頃のニック・フューリー、コールソンの活躍が見られます。
シーンで使われる音楽や小道具にも90年代の雰囲気が事細かく描かれていて、世代の方や90年代カルチャーの好きな方にはたまらないシーンが多くあります。
個人的に大好きなジュード・ロウもクリー人の精鋭部隊スター・フォースの上官として登場しており、彼の演技もお勧めポイントの一つです!
ヒーロー像に対して多くの多様性を取り入れてきたマーベル・スタジオですが
「キャプテン・マーベル」はMCUとして初めて女性が単独主役の単独映画で、女性を主人公としての映画でも興行収入1位を獲得した作品でもあります。
「モニカ・ランボー」
「キャプテン・マーベル」にキャロル・ダンヴァースの旧友だった米空軍パイロットのマリア・ランボーの娘で初登場しています。
ちなみにマリア・ランボーは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で別アースのキャプテン・マーベルになっていました!
そして現代で成長したモニカ・ランボーはドラマシリーズ「ワンダ・ヴィジョン」に再登場しています。
マリア・ランボー、モニカ・ランボーは宇宙へ出たキャロル・ダンバースが地球に戻ってきた際に協力できるようにS.W.O.R.Dという組織を作ります。
S.I.E.L.Dと対の組織、S.W.O.R.Dのエージェントとして「HEX」の対応に当たっており、その最中、偶発的に光のエネルギーを操る能力を手に入れます。
MCU内では現状まだヒーロー名もなく、ヒーローとしての覚醒したばかりの段階までが描かれています。
「ザ・マーベルズ」
今作は上記の3人のミズ・マーベルが主演とされていて先日ポスターも(公開日延期情報とともに)公開されました。
ストーリーについてはいまだに情報はなく、断片的なインタビュー記事などから考察すると、これまで完全無欠感や最強感のあったキャプテン・マーベルですが、ミズ・マーベル、マリア・ランボーの力を借りて、ヒーローとして新たな一面を見せてくれそうです。
最強感のあるキャプテン・マーベルに対してどちらも能力が覚醒したてであり、カマラ・カーンはティーンエイジという純粋さ、モニカ・ランボーは(無能力状態で)市民を守るために奮闘してきた経験という持たない要素をそれぞれが補完する展開というのはかなり胸熱ですね!
加えてキャスティングでも「梨泰院クラス」のパク・ソジュンが決定しているようで、配役までは定かではないですがキャロル・ダンヴァースの夫役との予想が多いそうです。
一部ではアマデウス・チョ役の噂もあったようですが、情報公開まで待ちたいと思います。
個人的な考察をすると、キャロル・ダンヴァースがこれまでニック・フューリーとの関わりが強かった点を考えると今作もクリー人およびスクラル人が関与してくるのではないかと思います。
ミュータントの根源であるテリジェンミストも原作ではクリー人が元手なのでカマラ・カーンの能力のルーツについても触れられるかもしれません!
あとはポスターで判明しましたが、モニカ・ランボーのヒーローとしての確立なんかも描かれると見る側としてはスッキリしますね!
豆知識:原作ではクリー、スクラル、シーアーが銀河3大帝国とされていて、たびたびストーリーに関わってきます!
原作キャラクター紹介
「カマラ・カーン/ミズ・マーベル」
原作も比較的最近のもので初登場しています。
「Captain Marvel」#14(2013)が初登場で、のちには「Ms.marvel」という個人誌の主役にもなっています。
マーベル社で初めてのコミックブック単独主人公となったムスリムキャラクターです!公開当初は話題を呼び単行本第1巻は2015年にヒューゴー賞最優秀グラフィック・ストーリー部門を受賞しています!
ヒーロー名は憧れているキャロル・ダンヴァースが過去に名乗っていたミズ・マーベルを受け継いでいて能力は自身の体を自由に変える能力です。
ここは実写版と異なりますが、集英社の某大海賊時代漫画の主人公のような能力だと思ってもらえればわかりやすいかと!
余談ですが、2020年発売のゲーム「Marvel's Avengers」ではメインキャラクターとして採用されています!
「キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル」
キャプテン・マーベルおよびミズ・マーベルについては複数人のキャラクターが名乗っているので少しややこしくなります汗
「キャプテン・マーベル」
まずはキャプテン・マーベルを名乗るキャラクターの一覧をどうぞ!
- マー・ヴェル
- モニカ・ランボー
- ジェニス・ヴェル
- フィラ・ヴェル
- クンナー(コーンノル)
- キャロル・ダンヴァース
- ノー・ヴァー
と7人ものキャラクターがいます!
それぞれサクッと紹介していきますね!
マー・ヴェル
初登場は「Marvel Super-Heroes」#12(1967)
初代キャプテン・マーベルで、クリー人の男性。
クリー人には肌の色が2種類あり、そのうちピンク色の肌とされる色は人間の肌色と同色のように扱われます。
クリー人の中では青色の肌(ロナンなど)が主流で、ピンクの肌のものは差別されています。
ヒーロー名のキャプテンマーベルはクリーのロボットが発した「マー・ベル大尉(captein Mar-Vell)」と呼ばれたのが地球人にひろまったのがきっかけとなります。
モニカ・ランボー
モニカについては以下で別途記載しています!
ジェニス・ヴェル
初登場は「Silver Surfer Annual」#6(1993)
3代目キャプテン・マーベルであるジェニス・ヴェルは初代マー・ヴェルの恋人が彼の遺伝子から産んだ子供でマー・ヴェルの敵から守るべく、遠い星に逃げ、ジェニス・ヴェルの記憶を改竄して、スター・フォックスの子供だと信じ込ませています。
モニカ・ランボーとは度々ヒーロー名が被る(キャプテン・マーベル、フォトン)少し変わったイベントがあります笑
フィラ・ヴェル
初登場は「Captain Marvel(Vol.4)」#16(2003)
4代目のキャプテン・マーベルで、生い立ちはジェニス・ヴェルに少し似た形で、
種族としてはクリー人とエターナルズのハーフの女性です。
初代のマー・ヴェルの娘、3代目ジェニスの弟に当たります。
地球の宇宙進出の監視を目的としたスパイとして送り込まれており、そんな折にキャロル・ダンヴァースと出会い使命と地球への愛着に悩むキャラクターになっています。
クエーサーとしての名前でも知られていて、クァンタム・バンドを手に入れたあとはこの名前でタイ・イン作品もあり、その後にはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの一員としても活躍します!!
ドラックスの娘の彼女でもあります!
コーンノル
設定上非常にわかりずらいコーンノルですが、元々はシェイプシフト(擬態能力)を持つスクラル人でのスパイの男性で、マー・ヴェルのDNAを埋め込まれて擬態していました。
コーンノルの人格が消滅したことによりマー・ヴェルに人格を奪われています。
ノー・ヴァー
初登場は「Marvel boy」#1(2000)
異次元世界のクリー人の男性で元々はマーベル・ボーイとして活躍していました。
クロスオーバー作品でノーマン・オズボーンがダーク・アベンジャーズを結成した際にスカウトされキャプテンマーベルを名乗り参加します。
しかしダーク・アベンジャーズが悪の組織であることに気づき脱退し、その後はプロテクターという名前に変えています。
バイセクシャルであり、ケイト・ビショップの元カレで、現在はハーキュリーズとパートナー関係!
キャロル・ダンヴァース
初登場は初代のマー・ヴェルと同じ「Marvel Super Heroes」#13
アメリカ空軍の少佐で、、マー・ヴェルとは恋仲にもなります。
クリーの悪人の攻撃に巻き込まれて彼のDNAが溶け込みスーパーパワーが発現します。この時名乗っていたのはミズ・マーベルで、この名前がのちにカマラに引き継がれるため初代ミズ・マーベルというわけです!
2006年にリブートされた際にはキャロル・ダンヴァースがキャプテン・マーベルとされ、カマラがミズ・マーベルとして活躍するようになります。
なので現在MCUで展開中のものはリブート版が軸になっている感じになりますね!
モニカ・ランボー
初登場は「The Amazing Spider-Man Annual」#16(1982)
アフリカ系アメリカ人女性として初のスーパーヒーロー。
会場警備官を務めていて正体不明の光線銃を受けたことにより能力を得ています。
こちらもヒーロー名は助けた船乗りが「驚異のキャプテン」とスペイン語で呼ばれていたのが英語圏のマスコミによって「キャプテン・マーベル」とされています。
当時初代キャプテンマーベルであるマー・ベルは死亡していたため偶然ではありながら2代目となります!
モニカはこの後も名前を幾つか変えていて、「フォトン」や「パルサー」、「スペクトラム」などがあります!
かなりのボリュームになってしまいましたが、襲名制だったりするヒーローとかって意外にぽつぽついてその都度少し困惑しますね正直なところ笑
ただこの記事書いていて自分も「ザ・マーベルズ」の公開がこれまで以上に楽しみなものになりました!
フェーズ1で言うところの「アベンジャーズ」のような大作になるとの情報もありますので今後のマルチバースサーガ全体への絡みも含めて要チェックな作品になることは違いないでしょう!!!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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