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ネタバレあり!!スパイダーマン好きのための最高の映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」感想考察!!

お久しぶりです!MARVEL o us です!

 

お読みいただきありがとうございます。

 

引っ越しでバタバタしつつ、事故にも遭い、ネタバレも回避するべく間が空いてしまいましたが、、、

本日2023年公開6月16日公開「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」朝イチで見てきました!!!

 

感想考察していきたいと思います!!!

 

この記事は関連作品のネタバレを含みますので苦手な方はお気をつけください!!!

 

 

mravelous.hateblo.jp

 

 

 

作品概要

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
Spider-Man: Across the Spider-Verse
監督 ホアキン・ドス・サントス
ケンプ・パワーズ
ジャスティン・K・トンプソン
脚本 デヴィッド・カラハム
フィル・ロード
クリス・ミラー
原作 マーベル・コミック
製作 フィル・ロード&クリストファー・ミラー
出演者 シャメイク・ムーア英語版
ヘイリー・スタインフェルド
ジェイク・ジョンソン
イッサ・レイ英語版
オスカー・アイザック
音楽 ダニエル・ペンバートン
製作会社 コロンビア ピクチャーズ
ソニー・ピクチャーズ アニメーション
マーベル・エンターテインメント
アラッド・プロダクション
ロード・ミラー・プロダクション
パスカル・ピクチャーズ
配給 アメリカ合衆国の旗 ソニー・ピクチャーズ・リリーシング
日本の旗 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公開 アメリカ合衆国の旗2023年6月2日
日本の旗2023年6月16日[1]
上映時間 140分[2]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $100,000,000
前作 スパイダーマン:スパイダーバース
次作 スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース

(wikipediaより引用)

 

あらすじ

マイルズ・モラレスの別次元の親友のグウェン・ステイシーは、彼に壊滅的な災害を引き起こす可能性のある謎の新しいヴィランからスパイダー・ピープルの全ての別次元の宇宙を救う任務を完了するよう依頼される。彼とグウェンは一緒に多元宇宙を旅し、二人はスパイダー・フォースとして知られるスパイダー・ピープルのグループに会う。しかし、マイルズはこの脅威と対立してるうちに、スパイダー・フォースとも対立していることに気づく。

(wikipediaより引用)

 

 

公式サイトもめっちゃ可愛いんで覗いてみてください!!

 

www.spider-verse.jp

 

RottenTomatoes

www.rottentomatoes.com

 

本国アメリカでは日本に先駆けてちょうど二週間前の6月2日に公開しています。

 

トマトメーター96%

オーディエンススコア95%

とてつもない高評価!!!!!

 

視聴後の自分の視点でも納得の高得点です!!!!

 

 

感想

自分は邦画作品も含めて人並みにはアニメ作品も見てきています。

自分の好きなスパイダーマン題材ということがあるとはいえ過去最高のアニメ作品でした!

 

劇場で見てほしい!!

この記事をご覧になられている方にも「ネタバレ記事だけみたい」という方もいると思います。昨今の流れだと、劇場作品もほんの数ヶ月待つだけで、サブスク解禁されたり、映画館の料金が上がっていたりと映画館から遠のいている現状は非常に共感できます。

でもあえてそんな中でこの作品は劇場で見てほしいと強くお勧めします。

 

というのにも理由がありまして、、、

今作品の前作にあたる「スパイダーマン:スパイダーバース」(2018)をアメコミ好き、スパイダーマン好きと言っておきながら劇場で鑑賞していないんです。。。。

「当時はアニメ作品か〜」とスパイダーマンの作品ではあるものの正直舐めていました。

 

サブスク解禁された後視聴して、劇場で見なかったことをめちゃくちゃ後悔しました。。。

 

ですので皆さんには同じ轍を踏まぬように劇場鑑賞を強くお勧めします!!

 

この作品はスパイダーマンが好きな方であれば間違いなくすごい満足感に包まれるはずです!!!!

 

イースター

今作におけるカメオやイースター非常に気なってる方多いと思いますのでざっと確認できた分ご紹介します!

 

トビー・マグワイアアンドリュー・ガーフィールド

かねてよりカメオの声の上がっていた、過去の実写化スパイダーマンたちですが、

おそらく思っていた形ではないですが、その姿は確認できました。

後述しますがカノン現象の説明の際、それぞれ負傷したベンおじさんを抱える過去のシーンが登場しています。

一回視聴の段階ではMCU版のスパイダーマンは確認できませんでした(見つけた方いたら教えてください!!)

 

"あの"コンビニのおばちゃん

ヴェノムシリーズで登場する、主人公エディ・ブロックが行きつけのコンビニの店主チェンが登場します!

スポットがマルチバース間を行き来するシーンの一つで登場しており、このシーンでは他にもLEGOスパイダーマンの世界も見られます!

 

犬猿の仲

スパイダーマンには欠かせないJJJことジェイ・ジョナ・ジェイムソンも姿こそ映らなかったものの、デイリビューグルの放送の声で登場していました!

LEGOスパイダーマンの世界ではミニフィグでは写っていましたね笑

 

アーロン叔父さん

前作ではプロウラーでヴィランで登場したアーロン叔父さんですが別アースのアーロン叔父さん役でスパイダーマン:ホームカミングにも登場したドナルド・グローバーがカメオ登場していました。

あちらではプロウラーにこそならないものの、役所は同じアーロン・デイヴィス役で、子悪党として登場していましたね笑

一応この回収も含めて実写3シリーズともカメオが存在する形になりますね笑

 

チャイルデッシュガンビーノというアーティスト名で活動もしています笑


www.youtube.com

 

圧倒的表現技術

前述の通りアニメ作品とたかを括っていた身ですが、だからこそ言える、

 

「このシリーズのアニメーション、それに伴う表現は最強!!」

 

前作で大きく後悔することになった要因の一つでもあります。

 

現実離れした事象を描くことに実写ではいくらVFX、CGの技術が上がっても限界があります。(当然実写でしか出せない魅力もあります)

 

アニメーションという要素を存分に発揮していて、アメリカンコミックというルーツも混ぜ込みながら、色彩豊かに、視覚的興奮、満足度を十二分に発揮しています。

 

前作のスパイダーマンノワール、スパイダー・ハム、ペニー・パーカーの表現でもありましたが画風の差別化が今作もあります!

 

冒頭には羊皮紙に描かれたヴァルチャーが出てきたり、

背景が水彩画のように映るグウェンのシーン、

スクラップブックのような切り抜き、貼り混ぜで表現されるスパイダーパンク、

コミック感の強いスカーレットスパイダー、

ビビットで光彩感の強いスパイダーマン2099

など描き切れないほどそれぞれのスパイダーマンがアイコニックに表現されていました!

実写映像までもを飲み込むシーンもあり、このハイクオリティなアニメーションがあって初めて成立する融合でしたねー

 

音楽

こちらも前作から続いた要素の一つですが、

マイルスのルーツや好みに沿ったカルチャーとしてヒップホップやストリートカルチャーが大きく盛り込まれています。

アーロン叔父さんとのストリートグラフィティなんかもその一つですね!

ご紹介したいのは前作分も含めてこちらのサウンドトラック達!

 

 

 

作中マイルスがヘッドフォンをして気持ちよさそうに歌う曲や最高の主題歌、

劇中のセリフがサンプリングされる嬉しい遊び心もあります!!!

ぜひ聞いてみてください!

 

マイルス

思春期真っ只中のマイルスは前作に引き続いて両親とたびたび衝突してしまいます。

前作では父ジェフがメインで親子関係を描いていた印象ですが、今作は母リナとの絡みが多目な印象でした。

特にマイルスを諭すシーンのやりとりはめちゃくちゃ感動しました。

 

母、偉大すぎる。。

 

外出禁止のに日数が伸びてくのも結構好きでしたね笑

 

前作から強調されていたマイルスを噛んだ放射性の蜘蛛の42という数字について明らかになりましたね!

 

マイルスのスパイダーマンマルチバース視点で見ると本来あり得なかった存在で、スポットによってマルチバースを超えてきたアース42の蜘蛛に噛まれたことで"その世界で唯一の"というスパイダーマンの掟を破ってしまったため、マイルスの世界にいたピーター・パーカー(元のスパイダーマン)はマイルスを守るために命を落としてしまっています。

 

42ナンバリングの蜘蛛の元々の世界にはスパイダーマンは存在せず、各世界にスパイダーマンは一人という秩序が崩れてしまいマイルスはマルチバースで見た異分子な存在だったんです。

 

そしてラストはそのアース42のスパイダーマンの存在しない次元に迷い込んでしまい

その次元ではすでに父のジェフは死んでしまっていて、アーロン叔父さんは生きているものの、プロウラーとして活動しているこの次元のマイルスと出会うことに、、、

 

今作のストーリーは息つく暇も無く予想外の展開が続きましたね!

 

次回作へのクリフハンガー要素として異なる道をゆく別次元の自分との対立という構図も非常に期待値の高いものになっています!

 

グウェン

前作に比べてかなりスポットライトの当たったキャラクターになっており、もう1人の主人公と称しても遜色なかったですね。

 

マイルスにはティーンエイジらしい苦悩や家族との衝突が描かれていましたがグウェンはヒーローとしての側面娘としての側面の描写があり、ピーターの犠牲やマルチバースの運命から拠り所ない寂しさを感じさせましたね〜

 

前述もしましたがグウェンのストーリーの際バックは水彩画のようなタッチで描かれており、それも相まって大きく感情を揺さぶってきました涙。

 

近い距離でもウェブシュートで父を引き寄せてハグする演出めっちゃ好きです!!

 

スタートの孤立してしまうバンドでの話から、ラストの自分の好きな仲間たちだげでバンドを組むところまで、グウェンのストーリーとしての収め方もめちゃくちゃに良かったです。このプロット予測できた方なかなかいなかったんじゃないでしょうか?

 

マイルスとのスウィングデート(ここまじで好きなシーンでしたやばかった語彙)や、運命によって阻まれる二人の仲の描写も良すぎて、ただでさえファンの多いグウェンというキャラになおのこと今作でファンが増えてるんじゃないかと思います笑

引用元:https://www.spider-verse.jp/

ミゲル(スパイダーマン2099)

個人的な意見ですがスパイダーマンの中でも、スパイダーマン2099が自分は1番好きなんですが、前作のポスクレからめちゃくちゃ嬉しかったんですけど、まじでかっこいいですねやっぱり。

鉤爪や下腕のブレード、未来感マシマシのビームのようなウェブシュート。

トレーラーにも使われていたマイルスを追いかけるモーションに関しては冗談抜きでGIFでズーーっと見てられます!!

 

引用元:https://www.spider-verse.jp/

ポジション的にヴィランポジ?ではありましたが、バックボーンも過去の己の失態からスパイダー・ソサエティを率いるリーダーとしての責任感などキャラの作り込みもやかったです!

 

グウェンにも言えることですが声優のハマり方、演技力は本当に脱帽で馴染み方半端じゃなかったです。

 

スパイダーマン・インディアとスパイダーパンク

スパイダーマン・インディアのあのフランクさ、ポジティブさはすごいいいキャラしてましたね!

作品全体で言えることですが、ギャグ要素の盛り込み、タイミングなど小気味よく作中通して笑った記憶があります!

正直本編見るまではなんとも思ってなかったんですが、あのインド前回のコスチューム、バングルの装備などめっちゃかっこいいんですよ〜

 

スパイダーパンクに関してはもう嫌いな奴いないでしょ!って感じでしたね笑

UKパンクさながらの反体制派全開の性格、組織に加盟はしていても一筋縄ではいうことは聞きません。自分の正しいと信じる方へ行動をしていきます。

 

パンクを表現するあのスクラップスタイルは他のどのスパイダーマンにも負けない個性で、マイルスを追うミッションから抜けたと思えば、マルチバース制御装置(?)の海賊模倣版のサプライズいやかっこよすぎ、、、、

個人的今作での急上昇一位キャラクターです!

 

上記の4キャラクターはそれぞれMCUで活躍もしている俳優のキャスティングというのも忘れてはならないポイントです!

なんか一度で2度美味しい感じしますもんね!(?)

 

スポット

まさかあの時のドーナツを投げられたやつが笑

誰も予想できないところからの登場で最初は”小物感”漂うヴィランなんですが、、、

 

復讐の決意とともに自分の能力の拡張に目覚め、禍々しく混沌とした姿に変わっていき、ここでもアートなアニメーションが素晴らしいんです!!

 

元々原作にも登場していたヴィランですが、今作との能力は相性最強でしたね!

 

そしてラストは

アース42に迷い込んでしまいアース42のプロウラーマイルスに捕まってしまったマイルス助けるべくグウェンが動きます。

 

敵は多くのスパイダーマンとなっている中、

前作マイルスと共に戦った

ピーター・B・パーカーwithメイデイ、

スパイダーマンノワール

スパイダーハム

ペニーパーカー

そして今作マイルスと縁ができた、

スパイダーインディア

スパイダーパンク

スパイダーバイト(VRスパイダーマン)

8人を連れたシーンでラストとなります。

 

思い出すだけでも感動のシーンですが、やはり前作のメンツがマイルスの危機にかけつてくれるのはわかっていたとはいえ感動必至でした涙

 

次回作「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」

ベタベタな考察でいきますが原題で見ると

「イントゥ」「アクロス」「ビヨンド」

とマイルス視点でのスパイダーバースをそれぞれ

「飛び込み」「交差して」「超えていく」

となっています。

なのでマイルスはきっとカノンを含むスパーダーバースを仲間の力を得ながら超えていけると思います。

これまでのカノンは取り戻せないですが、マイルスという異端児によってぶっ壊してくれるんじゃないでしょうか?

それこそマイルスの言葉を借りれば

「何にでも"初めて"はある」

まさにこれなんです!

 

メタ的なことを言うとマイルスの実写化の話やこの先のスパイダーマンの世界における作品は数多く出てきており、その橋渡しができる存在こそが、マイルスになっていくんじゃないでしょうか?

 

んんんんー早くもう一回見たい!!

 

 

もうスパイダーマン好きにはたまらない映画で本当にミームのセルフオマージュとか、数多くのイースター、1作品とは思えないほどの感動、予想のつかないストーリー展開本当に大満足の映画です!

スパイダーソサエティのシーンなんて一コマずつ一時停止したいレベルの眼福です笑

 

 

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